8月のセンター講演会には、Zoomも含めて多くの方にご参加いただきました。自社のビジネスに必要な賞味期間を見つける必要があります。どこへ運ばれて売られているのか?店頭に並んでいる期間は?温度は?購入いただいたお客さんは、どれほどの保存を希望しているのか?製造以降の流れを想定し、必要と考えられる賞味期間を設定します。
たくさん製造する自社商品が、一つ一つ確実に賞味期限以上の品質保持ができる、様に日々製造するわけです。それぞれの商品の応じた品質保持の勘所を定見つけて、賞味期限の応じた製造上の処置をします。HACCPそのものです。賞味期限を胸を張って表示するには、確実なHACCPの設計と実施が必要です。
旭川食品産業支援センター センター長 浅野行蔵
【メルマガ:第529号(2025年9月2日発行)より】
2025.09.02